【スタッフインタビュー】高校生の私が感動した相談しやすさが、お店づくりの原点かもしれません。

今回のブログは、アイウェアショップVisioのスタッフへのインタビューをお届けします。
この春の人事異動で他店から着任した松永早希子店長へインタビュー。大宝堂への入社の経緯からお店に対する思い、今後の目標などをお聞きしました。
(聞き手:河内研究所 肥後ジャーナル編集部  羽田さえ)

 

入社のきっかけ

 

—松永店長はVisioから別の店舗へ異動され、この春にまた戻られたんですよね。

松永 はい、4月1日の異動で数年ぶりにVisioへ戻ってきました。入社してもう20数年(数十年)(笑)になります。上通本店をはじめ、支店にもいましたし、上通店では補聴器の部門に在籍していたこともあります。
社内の人間関係、スタッフ、そしてお客様に恵まれて、これまで続けて来られました。

—大宝堂に入社したきっかけを教えてください。

松永 高校生の頃に目が悪くなって、たった一人で大宝堂に行き、メガネを買ったことが始まりかもしれません。

先輩社員で、現在は嘉島店の店長である庄島(しょうじま)さんに接客してもらったのですが、それがすごく印象的でした。大宝堂っていいな、と思ったのはそれがきっかけですね。

—素敵なエピソードですね。庄島店長と言えば、私たち肥後ジャーナルでも先日取材におじゃまし、お世話になりました!(記事はこちら→→見えてるのに迷った…… 「メガネの大宝堂 嘉島店を探せ!」なんてキャンペーンやってたから探してみた

松永 庄島店長に接客をしてもらったこと、楠田課長に検眼(視力測定)をしてもらったこと、どちらも鮮明に覚えています。

若い頃からたった一人で行動力に任せて動くことが多かったのですが、就職に関してもそれが功を奏したのかなと思います。思い立ったら行動に移すのって、大切かもしれませんね(笑)。

 

愛用のメガネコレクション

—インタビュー恒例企画、メガネコレクションを見せてください!

松永 経験が長いのでたくさんのメガネを持っているんですが(笑)、現在は5本をローテーションで使っています。色々なタイプを試したくなりますね。視力は中度近視なので、どれも矯正用のレンズを入れています。

長くこの仕事をしていると、流行っておもしろいなと感じます。最近ではレイバンのサングラスが若い人たちに人気だったり、懐かしいアイテムが少しだけ変わって再登場したりということがあるので、目が離せません。

接客で意識していること

 

—お店に立つ中で、特に意識していることはありますか。

松永 シンプルですが、お客様がお困りのポイントをメガネで解決したい!といつも思っています。
お客様からご指名をいただくとやっぱり嬉しいですし、色々お話を聞いて、ライフスタイルやお好みに合わせた提案をするのは楽しいです。

仕入れの時には、お客様のお顔が浮かびます。自分がこのメガネをかけたい!と思って決めることも多いのですが(笑)、具体的におすすめしたいお客様がいらっしゃって仕入れることもよくありますよ。

また、昨年からマスクの時代になって、メガネの存在感が上がっているなとも感じます。
目元の表情や雰囲気で、相手に伝えることが増えました。目元を彩るアイテムの一つとして、あるいはアイメイクの一つとして、メガネを楽しんでもらいたいですね。

 

今後の目標

認定眼鏡士S S級などの資格も保持していますが、これからも技術は磨いていきたいですね。
今は店長という立場ですが、自分の思い通りに人を育てよう!と思いすぎないようにしています。経験が大切ですから理論だけでは学べないですし、お客様と接する中で学ぶことが本当に大きいなとも感じますね。

そして何よりお客様に喜んでいただくことが、私たちのミッションです。

お客様に喜んでいただきたい、それが今までもこれからも、ずっと自分にとっての目標とも言えるかもしれません。

 

Visio をこんなお店にしたい。

 

—みなさんにお聞きしていますが、Visioをどんなお店にしたいとお考えでしょうか。

松永 お店そのものを楽しめる店舗にしたいですね。
人生の新しいページがメガネによって開けたら素敵なので、そんなワクワクする感覚を持っていただけるようなお店にしたいです。

そして、誰もが複数のメガネを当たり前のように使い分けるようになってもらいたい、というのもずっと考えています。

また、常に進化するお店でありたいので、新しい試みも、どんどん取り入れていきたいと思います。例えばいつかメガネ屋もA Iやロボットが対応して無人販売が当たり前!なんていう時代が来ても、対応できる店舗にしたいです(笑)。

—無人のメガネ屋さん、進化しすぎです(笑)!!

松永 無人の時代はすぐには来ないかもしれませんが、事も事前にネットで調べる時代になりました。お客様は事前にブランドや商品について調べ、型番まで絞った上でご来店されることもあります。
私たちも、情報発信の仕方を考えていかなければと思っています。ホームページやS N Sをもっと充実させ、積極的に発信したいですね。

メガネは長い時間身につけるものですし、丁寧で細やかな調整やフィッティングが必要です。どんなにネットで調べても、最終的にはお店に足を運んでいただく訳ですから、ここにしかない楽しい空間を作って、お客様をお迎えしたいと思います!

取材を終えて

 

さまざまな経験を経て、ふたたびVisioに戻ってきた松永店長。

数十年を超える豊富な経験と知識がありながら、安定感や落ち着きだけでなく明るさ、楽しさのある接客。難しい言葉を使うことなく分かりやすく説明してもらえる安心感があり、何でも相談したくなってしまいます。

メガネに関するちょっとした困りごとがある時には、松永店長を訪ねて相談してみるのもいいかもしれません!

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