【スタッフインタビュー】しなやかに、軽やかに。働き方を変えて続けています。

今回のブログは、アイウェアショップVisioのスタッフへのインタビューをお届けします。
入社15年目の肥田あゆみさんへインタビュー。
入社したきっかけから、仕事を続けて来られた秘訣、今後の目標などをお聞きしました。
(聞き手:株式会社河内研究所 羽田さえ)

これまでのキャリアと現在

—もともとフルタイム社員から、現在はパート勤務とお聞きしました。

肥田 はい、初めはフルタイムの社員でした。産後しばらく時短勤務を経験して、家の事情や子育てのため現在はパートタイマーです。
平日をメインに週3〜4日出勤で、イベントなどがあれば土曜に出ることも。
15時台に上がるので、保育園のお迎えも無理なく行けています。

—入社のきっかけは。

肥田 もともとアルバイトの接客業が楽しかったので、接客の仕事がしたいと思っていました。
接客業を中心に就職活動をする中で、メガネの大宝堂はCMでもよく知っていたので目に止まりました。でも、私自身は視力矯正は不要なので、メガネを持っていなかったんですよ。

—え、そうなんですね!

肥田 はい、実はいまだにメガネなしでも過ごせるくらいの視力なんです。少し遠視気味かな?という程度です。

—これまで在籍されたお店はどちらですか。

肥田 上通に3年、光の森に6年、visioで6年目です。
光の森は幅広い客層です。ファミリーも多いですね。上通は全般的に年齢層が高めではありますが、キッズもあるので3世代に渡ってご利用くださるお客様も多いですよ。

—お店によって、それぞれ雰囲気も置いてあるメガネも違いますよね。

肥田 Visioは特に独特ですね。
デザイン性の高いものが目立つので若い人向けと思われがちかもしれませんが、しっかりした作りでミドル世代にも合うものが多いのかなと個人的には思います。

—接客をする上で心掛けていることはありますか。

肥田 常連のお客様ならすぐにお声がけしますが、初めてのお客様には少しだけ距離をとるようにしています。

初めてのご来店でも、前もってネットで調べていらっしゃるお客様も多いんです。欲しいブランドがあって、それがVisioにあるということでご来店されるようなケースですね。

また、メガネ屋さんをいくつか回る中で立ち寄って下さるお客様もいらっしゃいます。もちろんそれも大歓迎です!

 

柔軟に働き方を変えて、ずっと続けてきた

 

—これまで何名かのスタッフのかたにお話をうかがって来ましたが、パートタイマーというのは肥田さんが初めてです。

今Visioでは私だけですね。大宝堂全体で言えば、一度退職した女性社員がパートで復職するケースは他にもありますよ。

—働き方改革ですね。会社として時短やパートへ移行できる制度がある、というのが前提ですが、仕事を続けたいというご本人の気持ち・モチベーションが必要ですよね。

肥田 はい。そんなに高い志があるとは言えないかもしれませんが、やっぱりこの仕事が好きだから続けてこられたのかもしれません。
メガネっておもしろいなと思いますし、顔見知りのお客様が自分に会いに来てくださるのは本当に嬉しいです。

—そこが仕事を続けてこられた秘訣でしょうか。

肥田 そうですね。また、人間関係にも恵まれています。スタッフみんな仲も良いですし、協力しあえていると思います。ただ馴れ合いになりすぎないように注意しないと、ですが(笑)。

女性でも定年まで勤める人もいるので、働きやすい職場と言えるのかもしれませんね。働き方を変えたい時に、色々と会社に相談する余地はありそうです。

—常連のお客様は、肥田さんの出勤日を狙ってお越しになるのですか?

肥田 せっかくご来店下さったお客様とお会いできず、申し訳ないこともあります。それでもまた出勤する日に合わせていらして下さるお客様も多く、本当に嬉しいですし、ありがたいです。

恒例のメガネコレクション

 

—インタビューで恒例企画の「私のメガネコレクション」見せてください!

肥田 これでも全部ではないかもしれません。

先ほどもお話したように、私は視力矯正はほぼ不要なのですが(笑)、それでもメガネはどんどん増えていきますね。日本のもの、フランスのもの、さまざまです。それぞれ違った魅力があって楽しいです。

 

これからの目標

 

—今後の目標は。

肥田 そうですね、今のペースで、無理なく子育てもしながらしっかり仕事にも向き合っていきたいです。
今のVisioには若いスタッフもいるので、後輩の指導も大切な仕事と考えています。これまで学んできたもの、培ってきたものを少しずつ若い世代に伝えていきたいです。

—Visioを、こんなお店にしたいというのはありますか。

肥田 スタッフそれぞれの個性や接客スタイルがあるので、みんなの良いところを生かしたお店でありたいなと思います。

例えば1つのメガネをお客様におすすめするのにも、色々なアプローチの仕方があると思うんです。

私自身はどちらかというとソフト面に目を向けるというか、そのお客様の雰囲気や髪の色などを見て、お似合いのものを選んでいくタイプです。

ブランドのコンセプトや、その商品のこだわりポイントに注目して、そのメガネに惚れ込んで推す、選ぶ方法もあります。どちらかというと男性スタッフに多いアプローチかもしれません。倉原チーフなどは完全にそうかもしれないですね(笑)。

画一的な接客やセールストークではなく、スタッフそれぞれの自由な発想や個性を生かしていけたら良いなと思います。

そして単に良いメガネがあるというだけでなく、居心地が良くて楽しいお店にしたいですね。

取材を終えて

そんなに手応えのあるお話はできないかもしれないですよ、とにこやかに微笑みながらインタビューに応じてくださった肥田さん。

言葉の端々から、メガネが好き、Visioが好き、そして接客の仕事が大好きというのが伝わってきました。

仕事と家庭の両立に悩む女性は多いものですが、楽しみながら、強くしなやかに仕事に取り組む姿勢がとても素敵でした。

出勤時間が少ない肥田さんですが、平日の昼間なら会える確率は高いかもしれません!

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