こんにちは。Visioスタッフです。
今日は写真を撮る時の、メガネの反射についてお話しします。
何気なく撮った写真で、メガネのレンズが反射してしまい目元がクリアに写らなかった!ということはありませんか?
テレビを見ていても、街頭インタビューや政治家の記者会見などの映像で、メガネの反射が気になることがありますね。
今日は写真や動画を撮影する際にどんな対策がとれるのか、お話ししたいと思います。
対策その1:顔の向きを変える
顔の角度、体の角度を少し変えるだけで、反射が減ることがあります。
カメラに向かってまっすぐ正面を向いていると反射しやすくなります。少しずつ斜めにずらしてみて、ちょうど良い角度を探してみましょう。
一般的には、正面から30度から45度くらい斜めになるのが良いと言われています。
ちなみに、相手に好印象を与えるには左斜め45度が良いのだそうです。
ダヴィンチの絵画「モナ・リザ」や、斜め45度のマドンナと呼ばれた某女性アナウンサーさんなどがお手本です(メガネ関係ないですね)。
対策その2:ライティングを変える
集団で撮影する場合などで、被写体となる人が自由に動いたりポーズをつけたりできない場合は、写真を撮影する側が工夫しましょう。
全体のバランスも考えながらカメラの高さや向き、アングルをずらして、反射の少ない角度を探します。
撮影用のライトを当てている場合や強い照明の下で撮る場合には、照明器具の角度を調整して、光の向きを変えてみてください。
証明写真はどうしたら良い?
身分証明書や社員証、履歴書などを作る時に必要なのが証明写真。
無人の証明写真ボックスに入って撮ってみたら、思いっきりメガネが反射してしまい、目元がよく見えない写真になってしまった、、、という経験はありませんか。
メガネが反射して目元が鮮明に写っていないものは、身分証用の写真として受け付けてもらえないケースもあるので注意してください。
(ちなみに海外渡航用のビザなど、そもそもメガネを着用した写真が禁止されている場合もありますのでご確認くださいね!)
とは言え証明写真ボックスでは正面を向いて撮影するため顔の向きは変えられません。照明の位置や角度を調節するというのも難しいですよね。
そのため、証明写真を確実に決めたい場合は、少し割高になっても写真館で撮ってもらうと安心です。
反射しにくい角度に照明を調整して撮ってもらえますし、写真をレタッチして反射や影になった箇所などを修正してくれることも。
ここ一番!という大切な写真を撮る時には、写真館へ行くのがおすすめですよ。
ブルーライトカットレンズの場合
また、履歴書などに貼る写真の場合、ブルーライトカットのメガネではさらに注意が必要なケースがあります。ブルーライトをカットするレンズは、カットした青色の光を反射させるもの。
そのため、写真を撮ると青い光を反射して、青色や紫色っぽく写ることがあります。透明なレンズなのに、色付きレンズのように見えてしまう可能性も。履歴書や身分証明書で色付きレンズのように見える写真は避けたいですよね。
レンズの種類によっても、写り方は異なります。顔の向きやライティングを変えても色付きレンズのように見えてしまう場合は、証明写真などであればそのメガネは外して撮影するのが良いでしょう。
とは言え普段ずっとメガネをかけている人は、履歴書の写真などはメガネをかけた状態で写りたいですよね。本人→メガネ、履歴書→メガネなしでは、後になって面接官に「あれっ?」と思われそうで心配です。
ブルーライトカットで反射が強いメガネを使っている人は、ひとつ前に使っていたメガネなどで反射しづらいものがあれば、写真を撮る時だけそちらをかけるのもひとつの手です。
写真撮影にはこれ、と決めておくと安心ですね。
レンズの反射を減らす写真の撮り方についてお話ししました。
日常生活でのスナップ写真では反射も含めて自然なショットでも楽しめますが、いわゆる「勝負写真」では、目元の写り、表情にもこだわりたいもの。自分らしいメガネ写真を撮れるよう、ちょっとした工夫をしてみてくださいね。
参考になれば幸いです!
コメントを残す