メガネがずれる!フレームがゆがんで来たのかも?

こんにちは。今日はメガネの「フィッティング」に関するお話です。

特に激しい動きをしているわけでもないのに何だかメガネがズレてくる!という時には、フィッティングを見直す必要があるかもしれません。

ゆるんでくる最大の原因は、あの日常動作


新しくメガネを購入した時にしっかり合わせたはずなのに、毎日使っているうちに何だかズレてきた、という経験はありませんか。
メガネがゆるむ、ズレてくる大きな原因のひとつが、かけ外しの作業による負荷です。

メガネをかけたり外したりする時には、一般的にはテンプル(つる)の部分を手でつかみ、骨格に沿ってメガネを動かしますよね。テンプルの先は頭の形に沿わせるために少し狭まった形をしていますが、かけ外しの際には頭の幅の一番広いところを通るため、どうしても左右に広がってしまいます。
かけ外しの作業を何度も繰り返すうちに、テンプルが少しずつ広がり、ゆるみやゆがみが出てしまうのです。

また、メガネを片手で外したり強引に引き抜いたりするのは NG行為。さらに大きな負荷がかかるため、ゆがみの元になります。メガネを外す時には必ず両手を使って、ていねいに扱ってくださいね。

フィッティングって何をするの?


ズレてきてしまったメガネをもう一度しっかり合わせるために、私たちスタッフは店頭でフィッティング作業を行っています。
メガネをかける人の骨格に合わせた調整を行い、テンプル(つる)の部分をほんの少し曲げたり伸ばしたり、あるいは広げたりしてフィットさせていきます。

たとえば耳の後ろあたりの骨でも、出っ張っていたりフラットだったり、頭の形は人それぞれ。骨格に沿ったテンプルの形状にすることで、その人にぴったりのフィッティングになります。
テンプルの先をほんの少し調整するだけで、かけ心地が劇的に良くなることもありますよ。

ネジや鼻当てパッドなどのパーツを調整するのには、専用の工具を使っています。ひとつひとつ慎重に、ていねいに行う作業です。
また、テンプル(つる)を曲げたり伸ばしたりする際には、専用のヒーターで熱を加え、素材をやわらかくしてから加工することもあります。

そもそもメガネは視力を矯正する医療器具。メガネを正しくかけることで、よく見える状態に整える必要があります。
目とレンズの距離や角度がずれてしまうと、そのメガネ本来の効果を発揮しません。
レンズの中心(光学中心と言います)と黒目の中心が合っていることが重要です。

メガネをかけた時に左右水平でない感じがする、どこか違和感があるという時には、何かがズレて来ている可能性があります。

ビシッと合わせたメガネの心地よさ

しっかりフィッティングしたメガネとそうでないメガネでは、かけた時の疲労度が変わって来ます。合っていないメガネを無理に使い続けると、目に負担がかかるのはもちろん、肩こりや頭痛のもとになってしまうことも。

ビジネスシューズを選ぶなら試着をして、必要であれば中敷きを入れたりしますよね。スーツを買う時には、ボトムの丈を調整したり袖を詰めたりします。
メガネも同じです。
自分の体に合っているかきちんと試着をしてみて、必要に応じて調整を行う。快適さだけでなく、目と体の健康にも関わってくる問題です。
私たちスタッフは、大切なフィッティングにこだわりたいと思っています。


フィッティングに関するご相談は、Visioの店頭でいつでもうけたまわっています。メガネのメンテナンスは、本来は購入した店舗に持ち込むのが理想ですが、引越しや生活圏の変化などでお店に行けなくなることもありますよね。

他のお店で買ったメガネでも、Visioではフィッティングやメンテナンスのご相談をうけたまわります。パーツの交換が必要な場合など、有料での修理になるケースもあるので、まずはスタッフにお声がけください。

また、いつものメガネが何だか見えにくくなったと感じた時には、メガネがゆがんでいるだけでなく、度数が変わったり老眼が出て来たりしている可能性もあります
メガネに関するお困りごとは、ちょっとしたことでもお気軽にVisioへご相談ください!

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