メガネのレンズ、さわったらダメって本当?

こんにちは、早いものでもう3月になりましたね。花粉の飛散も多く、スギ花粉症の人にとってはつらい日々が続いています。目のかゆみやくしゃみ、鼻水などに悩まされていませんか?

今日は、お客さまからも時々ご質問をいただく「メガネのレンズを指で触ったらダメ問題」について、お話ししたいと思います。

なぜレンズをさわったらダメなの?

指先には日常生活でさまざまな汚れがついていることが多いうえ、皮脂もあります。指紋ついちゃった…って時の白いやつです。
汚れや皮脂がつくと単純に見えにくくなるだけでなく、レンズに負担がかかり、キズがつく原因にもなります。

何となくさわってしまうクセがある人は、できるだけ指でさわらないよう習慣づけることが重要です。

とは言え、気をつけていても、ついうっかりレンズを触ってしまうこともありますよね。

特に春先は花粉症で目がかゆいと、メガネを頻繁に外したり目をこすったりするのでレンズにふれてしまう可能性も高くなります。

また、赤ちゃんや小さな子供を抱っこしている時などは、どうしてもメガネのレンズを触られたり引っぱられたりしがち。しばらく抱っこしているうちに赤ちゃんの指のあとがレンズにべったり、というのもメガネあるあるです。

さわってしまった後、汚れが気になったらどうしたら良いの?

ついうっかりメガネのレンズをさわってしまい、皮脂や指先の汚れがレンズについてしまった、という時はそのままにせず、早めに洗うように気を付けてくださいね。

水道水で流した後、マイクロファイバー製のメガネ拭き用のクロスで拭きましょう。

ただし皮脂や化粧品など油分が多い汚れがついてしまった時には、水道水だけではきれいに落ちない場合もあるかもしれません。
メガネの汚れを落としたい時があると思いますが、間違っても石鹸は使わないようにお願いします。洗い残しでカスが残ったり研磨剤が入ってるものもあるんです。
中性の洗剤で洗うのはOKです。ただし、しっかりと水道水でよくすすぎましょう。洗剤の量は、レンズ片面につき1滴くらいで充分です。レンズ表面のコーティングをいためてしまう可能性があるため、アルカリ性、弱アルカリ性の洗剤は使わないようにしてくださいね。
洗いたいときにすぐそばにメガネクリーナーがあるのが最高です。
お気に入りのメガネならケア方法は最善の方法で行いましょうね。

マスク着用とメガネ

また、花粉症シーズン真っ最中の現在、あるいはインフルエンザや新型コロナウイルス予防のために、マスクを付ける機会も多いのではないでしょうか。

マスクの効果を高めるために鼻までしっかりと覆うと、メガネのレンズはくもりやすくなります。そんな時に、ついついレンズをさわったり、ティッシュで拭いたりしていませんか。

マスク着用時には、レンズのくもり止めを使うのがおすすめ。
クロスタイプ、ジェル状の塗るタイプなどがあります。

写真はVisioの店舗でも販売しているジェルタイプのくもり止め「ノーフォグ・ウルトラEX」。
レンズの両面になじませ、拭き取るだけの簡単仕様です。マスクをつけている時でも、比較的レンズがくもりにくくなります。
メガネをくもりにくい状態に保っておけば、気になってついレンズをさわってしまう、ということも減らせそうです。
*只今在庫が少ないためご希望の方はお早めにご相談ください*

レンズ以外のパーツはさわっても良いの?

メガネのレンズをさわるのはNGである一方で、フレームや鼻あてのパッドなどは、指先でさわっても問題ありません。
鼻パッドは汚れやすいので、こまめに皮脂や化粧品を拭きとるなどのお手入れが重要です。
日常的な手入れをしていても何だか汚れが蓄積してきたなと感じたら、Visioスタッフにお声がけくださいね。

店頭にある超音波洗浄機を使って、お客さまのメガネを洗浄いたします。
また、鼻パッドなどの消耗品に関しては、有料での交換もうけたまわっています。

メガネはなかなかデリケートなもの。
ちょっとした注意事項に気を付けてメンテナンスを適切に行えば、ぐっと快適に過ごせるほか、長持ちさせることができます。
何となく指先でレンズをさわってしまうという人は、できるだけ直接ふれないように意識してみてくださいね。

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