Visio

Journal ジャーナル

メガネのフレームが白くなるのはなぜ?キレイにするには?

2020.7.30

こんにちは、VIsioスタッフです。
7月も終わりになり、すっかり暑くなりました。

晴れていても雨でも蒸し暑く、すぐに汗ばむ日が多いですよね。

今回のコラムでは、この季節に特に気をつけたいメガネのお手入れについてお話しします。

 

メガネが白っぽくなったら

 

メガネのかけ外しなどのふとした時、フレームの内側が白くなっているが気になることはありませんか?

・汚れ?心当たりがない…
・メガネ拭きクロスで拭いても白いままで落ちない…

プラスチックが白く濁ったような状態で、手触りもザラザラしているのではないでしょうか。

拭いても拭いてもキレイにならないのが厄介ですが、実はコレ、汚れではなく「プラスチックそのものが変質して起きる現象」なんです。

 

なぜ白くなるの?

フレームが白くなってしまう原因はいくつかありますが、主に下のようなものがあります。

・顔まわりの汗や皮脂
・ヘアスタイリング剤などの成分
・お風呂などの熱いお湯
・水がついたまま放置

このような場合、フレームの表面の成分が化学反応して、白くなってしまうことがあります。

化学変化を起こしてしまっているので、表面に単純な汚れがついているのとは少し事情が違い、拭いてもキレイにならないのです。

プラスチックフレームはもともと酸性ですが、成分が変化して中性やアルカリ性になってしまうことも原因と考えられています。

メガネを長く使っているうちに様々な要因が重なって表面が白くなってくるケースも多いでしょう。経年劣化のひとつとも言えますね。

 

日常のお手入れで気をつけること

メガネのパーツの中で、もっとも白くなりやすいのはテンプル(つる)の内側。

肌に触れやすいので、どうしても汗や皮脂、ヘアスタイリング剤などがつきやすくなるのです。

普段のお手入れで出来ることは、ちょっとした汚れでもこまめに落としておくことです。

<普段のお手入れ方法>

①まずメガネ全体を軽く水洗いし、表面をおさえるように水分を取ります。

※この時はゴシゴシこすらないようにしてください!表面にキズが入ってしまいます

②水分を取った後、メガネ拭き用のマイクロファイバークロスで拭き上げます。

③汚れがひどい場合は、中性洗剤やメガネ用のクリーナーを使いましょう。

※表面のコーティングが変質する可能性があるので、弱酸性のハンドソープやアルカリ性の石鹸などは使わないようにしてください

 

困ったときの「セル磨き」

先ほども述べたように、メガネの白い部分は汚れではなく、フレームの素材そのものが変質してしまった状態。

なので、表面を削ってキレイにするしか方法はありません

表面を削ると言っても、自分でヤスリなどをかけるのはちょっと危険。

削る必要のない部分までヤスリがかかってしまい、表面にキズがついたり、削りすぎてもろくなる可能性があります。

お手入れのつもりがメガネを傷める結果になっては本末転倒。

そんな時は、ぜひVisioで「セル磨き」を試してみてください。

 

セル磨きは、メガネを分解して紙ヤスリで表面を磨き、専用のバフモーターで研磨してから再度組み立てます。

例えば、このように表面全体が白くなってしまったメガネが

セル磨きで新品のようにピカピカになります。

この劇的ビフォー・アフターは、ぜひ体験していただきたいです!

店舗で行いますので、長い間お預かりする必要もありません。

———————————————————————–

■セル磨きの料金

Visioでご購入のメガネ 作業料金 3,300円(税込)

他店でご購入のメガネ  作業料金 5,500円(税込)

 

※べっ甲磨き オール甲    作業料金 8,800円(税込)
※サーモント       作業料金 6,600円(税込)
※手甲          作業料金 5,500円(税込)

※基本、ご来店いただいたお客様へのサービスとさせて頂いております

————————————————————————

メガネの状態や素材によってはセル磨きをお受けできないケースもあるため、まずはお気軽にスタッフへご相談ください。

 

今回は、メガネの表面が白くなってしまう原因と対処法についてお話ししました。

普段のお手入れでこまめに汚れを落としておくこと、白く変質してしまったらお店で「セル磨き」ができることを、覚えておいてください♪