Visioの店頭には、たくさんのメガネが並んでいます。
その中から自分に合うメガネを探したいのにうまく説明できない、専門用語が分からない、ということはありませんか?
フレームの種類が多いだけでなく、メガネ用語には少し専門的でなじみのない言葉もあって分かりにくいですよね。
今日は、メガネのフレームの種類や基本的な用語について、ご紹介したいと思います。
ほしいメガネをネットや雑誌で探したり、私たちスタッフと話をしたりする時の参考にしてみてくださいね。
フレームの形による分類
まずはフレームの形について、代表的なものをご紹介します。
ラウンド
まん丸(正円)か、それに近い円形のデザインがラウンドです。ロイド型とも呼ばれ、流行に関わらず根強いファンがいるタイプです。クラシカルな印象ですね。
オーバル
ラウンドを少し横長にした卵形、楕円形のタイプがオーバルです。自然な印象になるので、男女や年齢を問わず、どんな人にも比較的よく似合うと言われています。
ボストン
ラウンドの派生形がボストンです。逆三角形に近い楕円形のタイプです。独特のレトロな雰囲気があるのが魅力で、若い世代からも人気です。知的な印象もありますね。
スクエア
横長の四角形がスクエアです。シャープで引き締まった印象になります。そのため一般的には丸顔の人に似合いやすいと言われますが、縦横の幅などのわずかな違いでも印象が変わるので、さまざまな人にフィットします。
ウェリントン
スクエアの派生形がウェリントン。下側の長さが短い台形のフレームで、少し丸みを持たせたデザインです。ハリウッド俳優のジョニー・デップがウェリントン型のメガネをかけていたことで、世界中から熱い注目を集めました。
フレーム素材による違い
メガネはフレームの形だけでなく、素材によっても印象が変わります。
最も一般的な素材は、セルフレームと呼ばれるプラスチック製と、チタンやステンレス、金などの金属製。
さらに金属とプラスチックを組み合わせたコンビ型もあります。
コンビ型では、ブロウタイプと呼ばれる上半分がプラスチック、下半分が金属のものなどがあるんです。
同じ形のシンプルなフレームでも、素材によって全く違った雰囲気になることも。
お気に入りの形のメガネで、あえて今までとは違う素材に変えてみるのも楽しいですよ。
リムの形状による違い
レンズを囲むフチの部分をリムと呼びます。そのリムの形状によっても、メガネの仕上がりはずいぶん変わります。
フルリム
フレームがレンズ全体をぐるりと囲んでいるのがフルリムタイプ。最もオーソドックスな形です。
ハーフリム
レンズの上半分だけにフレームがあるタイプ。ナイロールとも呼ばれます。
反対にレンズの下半分だけにフレームのあるデザインは「アンダーリム」「逆ナイロール」です。
リムレス
レンズに直接金具をつけて留めるのがリムレスです。素顔に近く自然な印象になるほか、視界もすっきりします。一方で強度がやや落ちるため、取り扱いには少し注意が必要です。
メガネが似合う、似合わないを決めるポイントは?
フレームの種類や素材、形についてお話ししてきました。
例えばひとくちに「スクエア」と言っても、横幅や縦幅がそれぞれのフレームごとに違います。
かける人の顔の幅や輪郭、目の位置や形などの違いによって、相性の良いものとそうでないものがあるのです。
「自分にはスクエア型は合わない」と思っていても、ほんの少しフレームの幅や色合いを変えることによって、劇的に似合うものが見つかることも。
ジョン・レノンみたいな丸いメガネに憧れるけれど、なぜかコントみたいになる!と悩んでいても、さまざまなラウンド型のメガネを試していくうちに、自分に似合う黄金バランスが分かってくることだってあるのです。(ジョン・レノンタイプのフレームは確かにやや難易度が高めですが、ぴったり合うものが見つかればめちゃくちゃカッコよく決まります!)
メガネのフレームは形、色、素材によって、ほんの少しの違いでも印象が大きく変わります。
店頭でいろいろなタイプのメガネをかけてみると、新しい発見があるかもしれません。
気になる形、なりたいイメージがある場合は、お気軽にスタッフにご相談くださいませ。
ジョン・レノンになりたいという人も、ぜひぜひお声がけくださいね!
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