あっという間に新年も1週間が過ぎましたね。
寒波が来たり雪が降ったりと、寒さの厳しい毎日が続いています。
そんな中で今日のコラムは、ちょっと気になるメガネと温泉・サウナ・アルコールスプレーの相性問題についてお話しします。
メガネにアルコールスプレーはOK?
新型コロナウイルス感染症の登場以降、すっかり私たちの暮らしに溶け込んできたアルコール除菌スプレー。
手指の消毒などに欠かせない存在になっていますよね。
テーブルや携帯電話など、身の回りのものをアルコールスプレーやウェットシートなどで拭いているという人は多いでしょう。
結論から言えば、アルコール入りのウェットティッシュでメガネを拭く程度であれば、よほど特殊な素材のものでない限りはそれほど気にしなくてもOKです。
ウェットティッシュで拭いた指先でメガネに触れたりするのも、ほぼ問題はないと言って良いでしょう。
ただし、スプレータイプのアルコール消毒液を直接メガネに振りかけたりするのは少し注意が必要です。
セル(プラスチック)フレームの場合、素材によってはアルコールで表面が変質してしまう場合があります。
アルコール濃度が分からない消毒液の場合は、特に注意してくださいね。
メガネは熱に弱い…温泉やサウナは?
レンズの表面に細い線状の汚れのようなものがついて、洗ってもレンズクリーナーで拭いても落ちない。
こんな悩みを持っている人、いませんか。
この汚れのようなものは、実はキズなんです。レンズ表面のコーティングに、細かなキズがついている状態です。
これまでも何度かお話してきましたが、メガネはとにかく熱に弱いもの。
具体的には、熱が加わるとレンズの表面にキズがつきやすいと言えます。
これは、プラスチックレンズ本体と表面のコーティングで、熱に対する膨張の度合いが異なるため。
プラスチックが熱で大きく膨張しやすいのに対し、それほど伸びないコーティング部分が引っ張られる形で割れてしまい、表面に小さなヒビが入ってしまうのです。目に見える分はもちろん、見えないほどの細かいキズができている場合もあります。
温泉やサウナでは、このように熱によってレンズに影響が出る可能性があります。
裸眼で温泉は怖すぎる問題
とは言っても、温泉などの大浴場に行くのに裸眼では全然見えなくて怖すぎる!!という人も多いですよね。湯船の境目や段差などがよく見えないのは不安ですし、危険です。
そんな時は、温泉専用のメガネを用意しておくのがおすすめです。
温泉専用と言っても、特別なものではありません。普段使うものとは別に、多少キズが入ってもOKなメガネを用意しておけば良いのです。
ネットショッピングなどでは、1,000円程度から近視用のメガネが売られていることもあるので、そういった雑貨を利用するのも一つの手です。
また、もっとも簡単な方法は以前使っていた古いメガネを使うこと。
度数が少し合わなくなったメガネ、デザイン的な観点からかけなくなったメガネがあれば、温泉用として割り切って使ってみると良いでしょう。
これなら、少しくらい表面にキズがついても気にせず使えます!!
私たちVisioスタッフは全員たくさんメガネを持っているので、古いメガネで温泉に入ったり、災害用の非常用持ち出し袋に入れておいたりしています。
これはメガネにNG?と思ったら
今回はメガネと温泉やサウナ、アルコールスプレーとの付き合い方についてご紹介しました。
すぐに壊れてしまうようなことはなくても、表面にちょっとしたキズがついたり変質する原因になってしまうケースはあるかもしれません。
日々の暮らしの中で、ちょっとした刺激がメガネには少し影響する場合もあります。
基本的にメガネは熱には弱い、という意識を持っておくと良いでしょう。
他にも何か気になることがあった時には、店頭にスタッフにいつでもご相談くださいね!
コメントを残す