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細かな作業にあると便利!ルーペの魅力
2025年05月17日/ブログ
用途に合わせたルーペを選びましょう♪
文字やモノを大きく見せてくれる「ルーペ」。
よく「拡大鏡」や「虫眼鏡」とも呼ばれていますね。
主に読書や手芸、プラモデル、観察など細かな作業をするときに活躍してくれる便利なアイテムですが、
ひと口にルーペといっても、形状や倍率など色々な種類があります。
また、よく質問を受ける「老眼鏡」との違いについてなど。
今回はその「ルーペ」についてご紹介していきたいと思います♪
▶「老眼鏡」との違い
ルーペと同じく、手元を見る際に使う「老眼鏡」。
お客様から「ルーペ」と「老眼鏡」の違いを尋ねられることも多いです。
老眼鏡は「手元にピント(焦点)を合わせる役割」を持っています。
一般的に30~40㎝の距離にピントが合うよう度数を調整します。
対してルーペは「小さなものを大きく拡大する役割」を持っています。
似ているようですが、それぞれ役割が異なります。
例として、手元にピントが合っていない(ぼやけた)状態でルーペを使ったとしても、単に大きく拡大するだけで十分な見え方は得られないということになります。
老眼鏡が必要な方はまず老眼鏡で、そしてルーペを活用することがおすすめです♪
▶「ルーペ」の種類
ルーペの使用目的によって、その大きさや形状が異なります。
どのようなものがあるのか、主な5つをご紹介します♪
●定番の「手持ちルーペ」
出典: Eschenbach
主に新聞や読書の際に便利なのが、オーソドックスな「手持ちルーペ」です。
片手で持ち、見たい部分に自由に動かして使います。
読む以外にも、中倍率では昆虫・植物観察などにも使えますので、1本持っておくと重宝する使い勝手の良いタイプです。
●両手が使える「メガネ型ルーペ」
出典: Eschenbach
両手で作業する際に便利なのが「メガネ型ルーペ」です。
主に手芸やプラモデルなど、細かい作業にも適しています。
種類もさまざまで、視度調節で倍率を変えられるタイプもあれば、
よくTVCMで見かける「ハズキルーペ」も、その一つです♪
●安定感・大きなレンズ径の「スタンド型ルーペ」
デスクスタンドのように置いて使うのが「スタンドルーペ」です。
こちらも両手を使うことが可能ですので、読書や手芸、プラモデルなど多岐にわたります。
また、商品によってアームを自由に動かすことで、角度調整も可能です。
●持ち運びに便利な「携帯型ルーペ」
出典: Eschenbach
持ち運びに便利なのが「携帯型ルーペ」です。
コンパクトで、外出先でも少し見たい時にサッと取り出して使えます。
写真のようにカードタイプをはじめ、名刺のように薄いタイプ、倍率の異なる複数枚タイプまで色々な種類があります。
●薄暗くても明るく照らす「ライト付ルーペ」
出典: Eschenbach
夜や暗い場所での作業や読書におすすめなのが「ライト付ルーペ」です。
最近の商品はLEDライトですので、手元をより明るく照らしてくれます。
▶「ルーペ」の倍率
ルーペを選ぶ際に、もう一つ重要なのが「倍率」。
基本的に倍率が低いとレンズサイズは大きく、倍率が高いとレンズサイズは小さくなります。
一般的に、辞書や新聞、地図などは「~2倍」程度で十分です。
手芸やネイルなど細かな作業の場合は「3倍」程度がおすすめです。
植物や昆虫などの観察用になると「5~7倍」程度あると便利です。
さらに、宝石類の鑑定や検査・検品を行う場合は「10倍」程度になります。
もう一つ、押さえておきたいポイントがあります。
それは「高倍率ほど、周辺は歪みやすく、ピント合わせが難しい点」です。
レンズサイズも小さいため、見える範囲は必然と狭くなります。
見たい対象物や使い勝手を確認した上で、一度手に取って試してみることもおすすめです♪
▶まとめ
★「老眼鏡」は『手元にピント(焦点)を合わせる役割』、「ルーペ」は『小さなものを大きく拡大する役割』を持つ。
→普段、手元を見る状態(老眼鏡が必要な方は掛ける)にしたうえで、ルーペを使う。
★使用目的によって「タイプ」や「倍率」を決める。
→両手を使う作業なら「メガネ型」「スタンド型」、新聞や読書であれば「手持ち型」など
→低倍率は視野が広く、新聞や読書に最適。高倍率は観察や鑑定、検査等に最適。
→高倍率ほど、周辺部のゆがみ・ピント合わせが難しいため、一度試してみる。
上通本店では、今回ご紹介しきれなかった商品も多数取り扱っています♪
価格帯や在庫など、まずはお気軽にご相談ください!
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