お知らせ
近視・遠視・乱視について
2025年05月12日/ブログ
ご自身の目の状態を知っておくことは大切です♪
皆さま、こんにちは。
ゴールデンウィークも終わりまして、いかがお過ごしでしょうか?
長い連休明けは疲労やストレスで心身に疲れが出やすい、いわゆる「5月病」になる方も少なくありません。
ぜひ無理せずに体を慣らしていきましょうね♪
さて突然ですが、皆さまは最後に視力測定を受けたのはいつでしょうか?
学生の方は学校健診、社会人だと職場の健康診断、その他だと運転免許の取得・更新の時などなど。
現状、見づらさをあまり感じていない人は受ける機会は少ないかと思います。
今回は皆さまも一度は聞いたことのある「近視」「遠視」「乱視」についてお話ししたいと思います♪
ご自身の眼の状態を知っておくことはとても大切です。
ぜひ最後までご覧ください♪
正視 ▶ 網膜上で焦点を結ぶ状態
「正視」とは、眼から入る光が網膜上で焦点を結ぶ状態です。
※ご自身の持つ調節力を使わない状態(無調節状態)が前提
「正視」の方はよく「眼が良い」と言われる、メガネやコンタクトレンズを使用せずに遠くのものが見える(視力1.0以上)ことになります。
近視 ▶ 網膜より手前で焦点を結ぶ状態
「近視」とは、眼から入る光が網膜より手前で焦点を結ぶ状態です。
※ご自身の持つ調節力を使わない状態(無調節状態)が前提
一般に、遠くのものがぼやけて見えることになります。
反対に、近くのものはピントが合い、見えることが多いです。
近視の原因はいくつか挙げられますが、一般に「眼軸長(角膜から網膜までの距離/眼の奥行)が長い」「角膜・水晶体の屈折力(光を曲げる力)が強い」などがあります。
近視の方は凹レンズ(マイナスレンズ)で補正します。
遠視 ▶ 網膜より後ろで焦点を結ぶ状態
「遠視」とは、眼から入る光が網膜より後ろで焦点を結ぶ状態です。
※ご自身の持つ調節力を使わない状態(無調節状態)が前提
一般に、遠くのものも、近くのものもピントが合わず見づらい状態ですが、
ご自身の調節力(ピント調節機能)を使い、網膜上に焦点を結んでいます。
そのため、起きている間(よく見えている間)は常に調節力を働かせていることになり、
特に、近くのものはより多くの調節力が必要となるため、眼精疲労を引き起こすこともあります。
また、調節力のある若い世代(特に子ども)は網膜上に焦点を結び、視力も1.0以上出ることもあるため、遠視を発見しづらいというのが特徴の一つです。
遠視の原因は近視の反対で、一般に「眼軸長(角膜から網膜までの距離/眼の奥行)が短い」「角膜・水晶体の屈折力(光を曲げる力)が弱い」などがあります。
遠視の方は凸レンズ(プラスレンズ)で補正します。
乱視 ▶ 光が1点で結ばず、ダブって見える状態
「乱視」は、眼から入る光が1点で焦点を結ばず、ダブって見える状態です。
主な原因は角膜や水晶体にゆがみのある状態であるためとされています。
例として、丸い野球ボールが正視の方とすると、ラグビーボールのような縦と横の長さが異なる形(楕円形)の状態を乱視と表現されることがあります。
そのため、遠い・近いという距離に関係なく、ものがぼやけたり、ダブって見えます。
乱視にはダブる「方向」にも種類があります。
縦方向はハッキリ見える一方、横方向がぼやけて見える「直乱視」、
横方向はハッキリ見える一方、縦方向がぼやけて見える「倒乱視」、
斜め方向がぼやけて見える「斜乱視」の3つになります。(これらを正乱視といいます)
上記の乱視の中では「直乱視」の方がもっとも多いとされています。
今回、「近視」「遠視」「乱視」の3つをご紹介しました。
その他、加齢とともに出てくる「老視(老眼)」や、左右の眼で一つのものを見れずに片方の目(視線)にズレが生じる「斜視」などもあります。
大宝堂ではお子さまは半年に1回、大人は1年に1回の視力測定をおすすめしています。
「しばらく視力測定を受けていない」
「見え方に不便はないが、眼の疲れを感じる」
など、この機会にぜひ店頭にて視力測定を受けてみましょう!
ご来店をお待ちしています♪
Category
Archive