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温泉でメガネはNG?知っておきたい豆知識
2025年04月14日/ブログ
温泉好きのメガネユーザーに読んでいただきたいです♪
皆さま、こんにちは。
春の暖かさを感じる、心地いい季節となりましたね♪
新年度を迎え、大宝堂にも新入社員が入りました♪
新しい仲間も増え、社会人の見本となれるようにより一層引き締まる想いです♪
さて、今回は「温泉とメガネ」をテーマにお話しします。
皆さんは温泉に入る時、メガネを掛けますか?
「メガネを掛けないと足元や視界がボヤけて危ない」
「温泉のきれいな景色がはっきり見えないのは勿体ない」
ということで、掛けて入る方も多いのではないでしょうか。
実は、メガネを掛けたまま温泉に入ることは「NG」とされています。
なぜ温泉にメガネはNGなのか、おすすめの方法などご紹介します♪
◆メガネを掛けたまま温泉に入るのはマナー違反?
温泉に入る時のマナーとして、「掛け湯してから入る」「湯船にタオルを入れない」
などよく言われますが、「メガネを掛けて入る」ことに対してはマナー違反になりません。
視力に不安のある方、温泉の景色をしっかり見たいという方は掛けたままで良いです。
しかし、メガネを掛けて入る際の注意点を知っておくことが大切です。
◆温泉でメガネがNGな理由
①熱でレンズが傷む・「熱クラック」が起こる
現在、メガネレンズの90%以上はプラスチック素材で作られています。
軽くて割れにくいという利点がある一方で、「熱に弱い」という弱点があります。
レンズの表面にはコーティングが施されているのですが、レンズは熱で膨張する一方で、コーティングはほぼ膨張しません。
そのため、レンズの圧力によりコーティングにひびが入る「熱クラック」が起きます。
コーティングは一度亀裂が入ると、修復はできないため、新しくレンズ交換する以外の方法はありません。
②フレームの「錆び・変色・変形」が起こる
温泉には湯気、汗、水滴、石鹸など、錆びる原因となるものが多く存在します。
それらが原因でメガネの金属部分に「錆び」が発生することがあります。
また、温泉の成分によりフレームが「変色」することもあります。
例えば、硫黄泉の主成分である硫黄は金属を酸化させる性質があり、
酸化した金属は黒く変色するため、入浴前に外すよう注意書きがされていることも多いです。
その他、サウナなど高温な室内に関してはフレームの「変形」も起こります。
変形することで、フレームとレンズのかみ合わせでズレが生じることも…。
◆実はコンタクトレンズもNG?
メガネではなく、コンタクトレンズなら問題ない?
そう感じた方もいらっしゃると思いますが、こちらもおすすめしません。
温泉内の温度や湿度というのは、細菌やカビが繁殖しやすい環境であるため、
これらがコンタクトレンズの表面に付着すると、感染症を引き起こす原因に繋がるとも言われています。
目を守るためにも、コンタクトレンズは外して入浴することが望ましいです。
◆温泉でメガネを使う場合はどうすればいい?
「メガネを掛けて入るのは良くないと分かっていても、足元や視界がボヤけて不安」
「できればメガネを掛けて、温泉のきれいな景色が見たい」
といった方におすすめのアイデアをご紹介します♪
①金属不使用のフレームを使う
金属製のフレームは先ほどご説明した通り、錆びや変色、変形するリスクが伴うほか、
サウナなど高温の室内だとフレームが熱くなり、火傷の原因になることもあります。
耐熱性のプラスチック素材などを使用しているフレームがおすすめです。
②お風呂用メガネを使う
一番安心して温泉、お風呂時間を楽しむならお風呂用メガネがおすすめです。
基本、金属不使用でレンズもくもり止め加工がされていることが多いです。
③古いメガネをお風呂用として活用する
以前使っていたメガネをお風呂用として利用するのもおすすめです。
フレームやレンズが傷んでも構わないようなメガネであれば気兼ねなく使えると思います。
私も昔使っていたメガネをお風呂用として使っています♪
ここまでご覧いただき、ありがとうございます♪
温泉をゆっくり安心して楽しむための参考になれば嬉しいです!
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