お知らせ

免許の取得・更新に関係する「深視力」について

2023年11月06日/ブログ

今回は「深視力」のお話です♪

深視力測定

皆さま、こんにちは。

 

 

11月に入り、今年もあと2か月を切りました。1年はあっという間です♪

 

 

この時期は寒暖差もあり体調を崩しやすいですので、皆さまも体調管理に気を付けてお過ごしください。

 

 

さて、今回は「深視力」についてお話いたします。

 

 

 

 

「深視力」とは

深視力とは、目で見たモノの遠近感や立体感を正しく把握する能力をいいます。

 

人間の目は右目、左目の両方で見て一つのモノとして認識しますが、右目と左目は完全に左右対称ではないため、どうしてもズレが生じます。

 

 

このズレを一つのモノとして捉える際に遠近感、立体感が得られることになります。

 

 

通常の視力測定では静止しているモノに対してどれだけ良く見えるか、その見え方のレベルをチェックしますが、深視力測定では動的なモノに対して遠近感や立体感をチェックします。

 

 

 

 

「深視力」、実は“あるもの”を取得・更新する際に必要な能力

遠近感や立体感が求められる「深視力」ですが、

 

実は“あるもの”を取得・更新する際に必要とされています。

 

 

 

それは...「運転免許」です!!

 

 

運転免許の中でも「大型免許」「中型免許」「準中型免許」「けん引免許」、バスやタクシー運転等での「大型二種免許」「中型二種免許」「普通二種免許」が対象となります。

 

深視力_HPブログ

比較的大きな車両や路線・観光バス、タクシーなど人を乗車させて運転をする場合は、対向車との距離感を把握する能力は必須であり、ここで深視力が求められます。

 

 

 

 

深視力測定の方法について

実際に免許センターで行われる深視力の測定方法は「三桿(さんかん)法」と呼ばれます。

深視力(三桿検査)_HPブログ_

専用の測定器(奥行知覚検査器)を使います。

 

 

上図のように、測定器の中には3本の棒が並んでいまして、真ん中の棒だけが前後に移動します。

 

 

※分かりやすいように黄色で示しています。

 

 

この3本の棒が横並びになった時にスイッチを押します。

 

 

測定は3回行いまして、誤差の合計が6㎝以下(平均2㎝以下)であれば合格となります。

 

 

仮に視力が良い場合でも、深視力は苦手という方もいらっしゃいます。

 

 

上手にコツをつかんで、慣れることが合格する近道かもしれません。

 

 

 

 

 

 

ここまでご覧いただきありがとうございます♪

 

 

これから免許の取得や更新を控えている方、一度チェックしてみてはいかがでしょうか?

 

 

大宝堂ではこの「深視力測定」の体験・練習を無料で承っております♪

 

 

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