お知らせ

ご自宅でのメガネの正しい扱い方の話

2022年09月08日/修理・メンテナンス

メガネを長く大切に使うためのお話です。

メガネ_お手入れ

 

 

「メガネ」は非常にデリケートなもので、日頃の扱い方ひとつでその寿命も大きく変わります。

 

お気に入りのメガネを長く大切に使い続けるために、ご自宅で行える基本的なお手入れ方法・取扱い方をご紹介します。

 

 

 

 

その① メガネは両手で掛け外す

メガネ_掛け外し

片手で掛け外しをする方も多いと思います。

 

その場合、片方に引っ張られてフレームの幅が広がり、歪みの原因となります。

 

掛け外しをする際は必ず両手で行うことが大切です。

 

 

 

 

その② メガネの乾拭きはNG

 

普段メガネを使っていると、レンズに髪の毛や手垢等の汚れがついていることもしばしば。

 

 

その汚れを洋服の裾やメガネ拭きでごしごし拭いてしまう人も多いと思います。

 

 

実はメガネレンズには空気中に舞っているホコリや塵、花粉等さまざまな物質が気づかないうちに付着しています。いきなり乾拭きをしてしまうとそれらの物質を引きずってしまう形となり、小さなキズの原因につながります。

 

 

まずは水で、付着した汚れを洗い流してからティッシュペーパーや柔らかい布でしっかり水気を拭き取ってください。その後、メガネ拭きで拭きあげていきます。

 

 

 

 

 

その③ 石けん・ハンドソープの使用やお湯はNG

ハンドソープ_写真

 

メガネレンズが汚れてしまった場合、油や皮脂汚れ、こびりついたものは水洗いではなかなか落ちません。

 

 

その場合、石鹸やハンドソープを使ってゴシゴシ洗う方も多いと思いますが、それはNGです。

 

 

石鹸などのアルカリ性や弱酸性のハンドソープなどは、レンズ表面のコーティングを隔離してしまう恐れがあります。

 

 

一番のおすすめはメガネクリーナーを使うことです。現在は100円ショップでも販売されており、手軽に購入もできます。メガネ店ではスプレータイプやウェットティッシュタイプなど数種類ご用意していますので、用途に合わせてお選びいただけます。

 

 

メガネクリーナーがない場合は「中性洗剤」でも代用ができます。

 

 

この場合は、直接レンズに垂らすのではなく、水を張った中に2~3滴たらす程度で十分です。その中で汚れを洗い落としていただき、水洗いで洗剤を落としてください。

 

 

 

 

また、お湯で洗うという方も店頭でお聞きしますが、こちらもおすすめはできません。

 

 

メガネレンズは熱に弱い部分がありますので、コーティングの傷みにつながります。

 

 

メガネの汚れを落とす際は必ず水を使うように心がけましょう。

 

 

 

 

その④ 濡れたらすぐに水気を拭き取る

 

その②・その③でも触れました水洗いですが、水気をそのまま放置してしまうと水垢となって跡が残り、後々取ることが難しくなります。

 

 

水洗い以外でも雨や飛び跳ねなど、レンズに水が付着した際はなるべく早く拭き取るように意識することが大切です。

 

 

 

 

 

その⑤ メガネ拭きも定期的に洗濯をする

 

メガネ拭きも日頃使っていると、汚れが溜まっていきますので定期的に洗濯をして清潔な状態でレンズを拭きあげましょう。

 

 

洗濯機で回しても問題はありませんが、柔軟剤を使用するとマイクロファイバー素材の場合は繊維に柔軟剤成分が残ることがありますので、使用は控えましょう。

 

 

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今回は基本的な5つをご紹介をしましたが、いかがでしたでしょうか。

 

日頃から少し意識をしておくだけでメガネは長くお使いいただけます。

 

ぜひご自宅でお試しください!