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調光レンズのご紹介
2022年04月27日/ブログ
屋内ではメガネ、屋外ではサングラスに!
今回はここ数年、需要が高まっている「調光レンズ」についてご紹介します。
調光レンズとは、「紫外線の量に応じて、レンズカラーの濃度が変化するレンズ」です。
紫外線の量が少ない屋内では普通のメガネのように薄く、紫外線の量が多い屋外ではレンズが濃く色づきます。
◆メリット
紫外線の量や気温に応じてレンズカラーが変化してくれるため、屋内や屋外に移動する場合も掛け外しせずにそのままご利用できます。
◆デメリット
紫外線の量が少ない場所ではほとんど色づきません。
車のフロントガラスのように紫外線カットが施されている場合は運転時は色が濃くならずまぶしさは残ってしまいます。
※中には紫外線だけでなく、光(例えば可視光線など)に反応して色の変化するレンズもございます。
◆気温(温度)の変化にも影響される?!
結論から申し上げると、気温(温度)が低いほど色が濃く変化します。
「日差しが強く、夏の暑い日ほどレンズが濃くなる」というイメージを持つ方もいらっしゃると思います。
実際は冬の寒くて紫外線の多い日の方が濃くなりやすいです。
◆よくお客様からお尋ねのある「調光レンズ」と「偏光レンズ」の違いについて
調光レンズは上記で述べたように、紫外線の量に応じてレンズカラーの濃度が変化します。
対して偏光レンズは「光の乱反射を抑えることでまぶしさをカットしてくれるレンズ」です。
偏光サングラスは、レンズとの間に偏光フィルムというものがあり、そのおかげで光の反射を抑えて視界を良好にしてくれています。
偏光レンズのおすすめシーンとしては、車の運転をはじめ、釣りやゴルフなどの光の反射に影響される場面で活躍してくれます。
一方で、レンズの濃さが濃いほど偏光度が上がるため、商品としては比較的レンズカラーが濃いものが多いです。
★現在は偏光機能が付いた、「偏光調光レンズ」というのもございます。
■調光レンズについてよくある質問■
Q1.クリアな状態でも紫外線カットはしてますか?
A.基本的にレンズカラーの濃さにかかわらず、99%以上紫外線カットがされています。
Q2.レンズの発色・退色(色の変化)はどうですか?
A.紫外線の量や気温(温度)などの気象条件によって異なりますが、屋内から屋外に出た場合の発色スピードは数十秒程度になります。反対に、屋外から屋内に入った場合の退色スピードは数分程度となります。発色より退色する方が多少時間を要します。
また、経年劣化により濃度の低下や発色・退色スピードもだんだん劣ってきます。
調光レンズの寿命としては、平均3年程度といわれています。
Q3.遠近両用レンズはありますか?
A.遠視用・近視用・乱視用をはじめ、遠近両用・室内用(中近両用)なども展開しています。
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