2020年はオリンピックイヤー。いよいよ東京オリンピックが開催されるため、さまざまなスポーツに注目が集まっています。
スポーツにおけるメガネと言えば、スポーツ用のサングラスがありますね。
2000年のシドニーオリンピックでは、女子マラソン金メダリストの高橋尚子選手が30キロ過ぎのラストスパート前に投げたサングラスが注目を集めました。
日本中のメガネ屋さんに、同じタイプのサングラスを求める問い合わせが相次いだと言います。
今日は、そんなスポーツ用のサングラスで使われる「ハイカーブレンズ」についての話題です。
ハイカーブレンズとは
あまり聞きなれない「ハイカーブレンズ」という言葉ですが、顔に沿って曲がっているタイプで、表面のカーブが強いレンズのことです。
風、埃、横からの光が入りにくく、視野も広く確保しやすいことからスポーツ用のサングラスなどで使われています。見た目にもカッコいいですよね。
ただしこのハイカーブレンズは、今までは度入りのサングラスを作るのがなかなか難しいレンズでした。
一般に、メガネのレンズは顔に対してまっすぐ(平行)です。ハイカーブレンズは顔や頭を包み込むように沿った形になり、かなりカーブの強い形状をしています。
メガネのレンズは、曲がりすぎるとゆがみが出てしまい、焦点を合わせにくくなったり周辺がぼやけたりします。
そのため従来のハイカーブレンズで作った度入りのサングラスでは、ゆがみが強いためにものが見えづらくなるほか、長時間かけていると気分が悪くなることもありました。
ハイカーブレンズ、進化中
最近になってレンズの製造技術が進歩し、強いカーブをつけたレンズでも以前よりゆがみを抑えられるようになってきました。
度入りカーブレンズという選択肢が、どんどん増えてきています。
レンズの種類としては、レンズの加工範囲を広く持つことができる「球面設計タイプ」と、周辺部のゆがみを抑制しながらカーブを描くレンズである「内面非球面設計タイプ」、「両面非球面設計タイプ」があります。
かける人の度数によっては、できるものとできないものがありますが、以前とは比べものにならないほど可能性が広がっています。
過去に度付サングラスをあきらめた経験があるという人も、今なら合うものが作れるかもしれません。
なお、現在お使いになっているメガネと同じ度数で作ることもできますが、店頭で新たに視力測定をすることをおすすめしています。
(もちろんVisioのスタッフが、お客さまの視力をきちっとお測りします!)
さらに、メガネをかけた際のレンズと目の距離(角膜頂点間距離)やフレームの角度(前傾角)、フレームのそり返り具合(反り角)、フレームの度数などを計測して、決定した度数を快適に見えるようアレンジいたします。
お得なハイカーブレンズキャンペーン、実施します!
そして告知です!!
Visioでは、2020年2月8日(土)から3月31日(火)まで、ハイカーブレンズキャンペーンを実施いたします!
各社ハイカーブ対応レンズを、いつもよりもお求めやすい価格でお届けします。
各社 通常オーダーの際、加算となるメーカー加工料金¥7000+税が無料になります!
新しくメガネやサングラスをご購入の際はもちろん、今使っているサングラスを度付レンズに交換することもご検討いただけます。
お気に入りのサングラスを度入りにしてみたい!という方も、ぜひお気軽にご相談ください。
(使用状況によっては、製作できない場合もございます。今お使いのメガネ・サングラスをお持ちの上、ご来店くださいませ。)
あのオリンピック出場選手がかけているサングラスが気になる!同じものがほしい!というお問い合わせも大歓迎です。
東京五輪のある2020年は、新しいハイカーブレンズで素敵なスポーツサングラスを手に入れてくださいね。
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